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財産承継としての家族信託

2018.02.09

 

こんにちは、税理士の枌です。
今回で4回目の家族信託の解説ですが、引き続きお付き合い下さい。
さて、これまでは「財産管理」に焦点を当てて家族信託を見てきましたが、家族信託は財産承継にも使う事ができます。
財産承継というと、最もメジャーな手法が「遺言」ですね。
遺言というと「自分の所有している財産を自分の死後に特定の者に渡したいときに作成するもの」というイメージが強いですね。
もちろん、その使い方が一番ポピュラーであり一番重要であることには間違いないのですが、遺言でできる事ってもっと色々あるんです。
遺言でできること一覧
例えば、「自宅は妻に相続させたい」という事であれば「遺産の分割方法の指定」ですね。
ただ遺言でできる遺産分割方法の指定は、あくまで1回限りです。
なので「自宅は一度妻に相続させるが、妻亡き後は長男に相続させたい」ということは、遺言では実現不可能です(付言と言う形で希望を伝える事はできますが、強制力は持ちません)
一方、信託には「受益者連続型信託」というものがあります。
この受益者連続型信託、その名のとおり信託契約で受益者を順番で指定することが可能です。
なので、夫が自分が持っている自宅を信託契約で「自分が生きている間は自分、自分が死んだあとは妻、妻が死んだあとは長男」という順番で受益者を指定する事で、実質的な自宅の所有者を「自分→妻→長男」の順番で移転させることができます。
例えば、今の妻が後妻で後妻との間には子供がいないが、先妻との間に子供がいるようなご夫婦であれば、このような財産承継ニーズは多いのではないでしょうか。
特に先祖から引き継いできた財産が多い方であれば、きちんと順番が指定できる家族信託は大いに役に立つはずです。
次回は、信託に関する税務をザックリとご説明します。

こんにちは、税理士の枌です。

 

今回で4回目の家族信託の解説ですが、引き続きお付き合い下さい。

 

さて、これまでは「財産管理」に焦点を当てて家族信託を見てきましたが、家族信託は財産承継にも使う事ができます。

 

財産承継というと、最もメジャーな手法が「遺言」ですね。

 

遺言というと「自分の所有している財産を自分の死後に特定の者に渡したいときに作成するもの」というイメージが強いですね。

もちろん、その使い方が一番ポピュラーであり一番重要であることには間違いないのですが、遺言でできる事ってもっと色々あるんです。

 

遺言でできること一覧

遺言でできること.jpg

 

例えば、「自宅は妻に相続させたい」という事であれば「遺産の分割方法の指定」ですね。

ただ遺言でできる遺産分割方法の指定は、あくまで1回限りです。

 

なので「自宅は一度妻に相続させるが、妻亡き後は長男に相続させたい」ということは、遺言では実現不可能です(付言と言う形で希望を伝える事はできますが、強制力は持ちません)

 

一方、信託には「受益者連続型信託」というものがあります。

 

この受益者連続型信託、その名のとおり信託契約で受益者を順番で指定することが可能です。

 

なので、夫が自分が持っている自宅を信託契約で「自分が生きている間は自分、自分が死んだあとは妻、妻が死んだあとは長男」という順番で受益者を指定する事で、実質的な自宅の所有者を「自分→妻→長男」の順番で移転させることができます。

 

例えば、今の妻が後妻で後妻との間には子供がいないが、先妻との間に子供がいるようなご夫婦であれば、このような財産承継ニーズは多いのではないでしょうか。

 

受益者連続型信託.jpg

 

 

特に先祖から引き継いできた財産が多い方であれば、きちんと順番が指定できる家族信託は大いに役に立つはずです。

 

次回は、信託に関する税務をザックリとご説明します。

 

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